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FAQ 2000503 : RZ/T1 アドレス空間にあるミラー領域とは何でしょうか。

アドレス空間には、実メモリ領域の他にミラー領域と呼ばれるアドレス領域が存在します。ミラー領域からは実メモリ領域と同じ物理メモリへアクセス可能です。

例えば、バスマスタが Cortex-R4の場合、実メモリ領域である SPIマルチI/Oバス空間(1000 0000h ~ 13FF FFFFh)の他に、SPIマルチI/Oバス空間のミラー領域(3000 0000h ~ 33FF FFFFh)が存在します。どちらのアドレスからアクセスしても同じ物理メモリ(SPIマルチI/Oバス空間)にアクセス可能です。

RZ/T1はミラー領域をキャッシュ有効領域として使用できるため、以下のような使い方が可能です。

例えば、あるメモリ領域の一部を 2つのCPUコアからアクセス可能な共用メモリ領域として使用する場合、共用メモリに対するアクセスはキャッシュ無効の実メモリ領域からアクセスを行い、データの一貫性を保てるようにします。
一方、共用メモリ領域以外へCPUコアがアクセスする場合には、キャッシュを有効(MPUで設定が
必要です)としたミラー領域を使用することで高速なアクセスを行うなど使い分けが可能です。

 

適用製品

RZ/T1
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