Renesas Synergy™

FAQ 1004595 : VSWCの役割が詳しくわかるようにご説明いただけませんでしょうか?

一般に、CPUを高速で動作させる場合に、 内蔵周辺I/Oまで含めて高速で動作させるのはデバイスを設計する上でも、 パワーの面でも、またノイズの面でも問題があります。
そのために、 バスを分離して高速で動作させる必要のある部分と低速で動作させてもよい部分に分けることになります。

通常、内蔵周辺I/Oは低速で動作させるバスに接続されることになります。
また、各種の内蔵周辺I/Oをいろいろなデバイスで共通に使用することを考えると、 速度の異なる CPUに対応できるようにする必要があります。
つまり、高速の CPUで安定に動作させるにはウエイト数を多くして十分なアクセス時間を確保し、 低速の CPUでは速度に見合ったウエイト数を設定して十分なアクセス時間を確保できるようにする必要があります。

これらのことを考慮して、 V850では VSWCレジスタによりアクセス時のウエイト数を、CPU及びその動作周波数に応じて最適な値を設定できるようにしています。
VSWCレジスタは上位4ビットと下位4ビットに分けて構成されており、 アクセスの準備に関係するウエイト数と、 アクセス自体に関係するウエイト数とを独立して指定できるようになっています。

VSWCレジスタの初期値は 77Hとなっていますので、 その状態では内蔵周辺I/Oのアクセスの際には 7+7 の合計14クロックのウエイトがかかることになります。
従って、ノー・ウエイトで 3クロックの場合には 17クロックのアクセス時間となります。

適用製品

V850 ファミリ
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