Renesas Synergy™

FAQ 1011643 : メモリの空き領域にデータを埋める方法を教えてください。

Q: 質問

メモリの空き領域にデータを埋める方法を教えてください。


A: 回答

以下の2つの指定方法があります。
1.セクションの終端を埋める場合
  -paddingオプションを指定してください。
  本オプションを指定した場合、セクション・サイズが、セクションのアライメントの倍数となるように、セクションの終端にデータ(0x00 NOP命令)を埋め込みます。
  出力先ファイルとして、*.abs, *.hex, *.mot, *.binを指定可能です。
   ・CS+では、以下の方法で設定してください。
   (1)プロジェクト・ツリーのCC-RX(ビルド・ツール)を右クリック
   (2)[リンク・オプション]タブ→[出力]カテゴリ→[セクション終端にパディング・データを埋め込む]を選択する

 ・e2 studioでは、以下の方法で設定してください。
  (1)プロジェクト・エクスプローラーの[プロジェクト名]ツリーを右クリックし、"プロパティ”もしくは”Renesas Tool Settings"を選択する
  (2)[ツール設定]タブ→[Linker]カテゴリ→[出力:拡張]→”セクション終端にパディング・データを埋め込む”をチェックする

   なお、絶対アドレス・セクション(アセンブラ擬似命令".org"を使用して生成されたセクション)にはパディングを行いませんので、お客様にて調整してください。

 2. セクションの終端以外を埋める場合
   -spaceオプションを指定してください。
  指定された出力範囲内に、データ(ユーザが指定する値)を埋め込みます。
   出力先ファイルとして、 *.hex, *.mot, *.binを指定可能です。
    CS+でのヘキサファイルへの設定は、以下の方法で設定してください。
   1.[ヘキサ出力オプション]タブ→[出力範囲の空き領域をデータで充てんする]を設定する

  ・e2 studioの場合
       (1)プロジェクト・エクスプローラーの[プロジェクト名]ツリーを右クリックし、"プロパティ”もしくは”Renesas Tool Settings"を選択する
       (2)[ツール設定]タブ→[Linker]カテゴリを選択し、[ユーザ定義オプション]フィールドの右側の”追加”ボタンを押し、直接"-space"オプションを入力する
   
    -spaceオプションについては、RXファミリ C/C++コンパイラ コンパイラユーザーズマニュアル
              - 2章 コマンド・リファレンス
              - 2.5オプション
              - 2.5.3 最適化リンケージエディタ(rlink)・オプション
       - 出力オプション "-space"
     を参照してください。
      

適用製品

RH850ファミリ用Cコンパイラパッケージ
RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ
RL78ファミリ用Cコンパイラパッケージ
他にご質問がございましたら、リクエストを送信してください