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FAQ 1006407 : uPC1555のデータシートに単安定発振回路の例が記述されており、"出力パルス幅(遅延時間)の論理式は、t=1.1・C1・R1 で求められます"と記述されていますが、この係数1.1はどのように求めたものでしょうか?

理論式については、コンデンサ放電時端子電圧が0V,スレッシュホールド端子入力電圧2/3Vccで反転動作という理想的な条件で計算されたものになります。
トリガ端子にロウ・レベルが入力され、内部ラッチが反転してディスチャージ端子がオフになり、コンデンサの充電電圧が上昇します。そして、2/3Vccに なると、スレッシュホールド端子から内部ラッチを反転し、ディスチャージ端子がオンの初めの状態に戻るという単安定動作を行ないます。
ここで、コンデンサ端子電圧=(1-exp(-t/C1・R1))Vcc* が2/3Vccになるのは、
1-exp(-t/C1・R1)=2/3
exp(-t/C1・R1)=1/3
t/C1・R1=ln3=1.09861...≒1.1
t=1.1・C1・R1 と計算されます。

*注意:この式はFAQの予備知識の時定数をご参照ください。

 

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