Renesas Synergy™

FAQ 1007065 : 次の条件で、各レジスタ(CGCS,CnBRP,CnSYNC)の設定について教えてください。 クロック:16MHz ボー・レート:500kbps サンプル・ポイント :75%程度

(1) CGCSレジスタ
MCPnフラグで、CANメモリ・アクセス・コントローラのベース・クロックfMEMを設定します。
たとえば、MCPn=0(fMEM=fxx)で16MHzを入力すれば、fMEM=16MHzとなります(fxx:メイン・クロック周波数)。
fMEMは、 ボー・レート・ジェネレータ部とグローバル・タイマ・システム・クロック生成部に供給されます。CANの基本ボー・レート設定に関係するのは、前者の ボー・レート・ジェネレータ部です。後者は、タイム・スタンプ機能という、CANプロトコルを利用したオプション機能です。

(2) CnBRPレジスタ
CANビット・レート・プリスケーラ出力のCANモジュール・クロックfBTLを設定します。
このレジスタで、バスのタイプ(ハイ・スピード/ロウ・スピード)と、プロトコルで定義されるTQ(Time Quanta)の設定をします。500kbpsの場合、データ・ビット幅を8TQとします。よって、1TQ=500kHz×8=4MHz=fBTLです。
上記MCPnの設定で、16MHzをベース・クロックとして供給としたとき、BRPn=1(fMEM/4)を設定すれば、4MHzになります。同時にBTYPE=1を設定して、ハイ・スピード・モード(>125kbps)にしておきます。

(3) CnSYNCレジスタ
ビット時間やSP(Sample Point)、SJW(同期ジャンプ幅)を設定して、CANグローバル周波数を定義します。
500kbpsの場合、(2)でデータ・ビット幅を8TQとしましたので、DBTn=7(fBTL×8)となります。
SP=75%であれば、6TQですので、SPTn=5(fBTL×6)を設定します。
なお、プロトコル上、SJWは4TQまで設定できますが、この例では(DBT-SPT)=2ですので、上限は1です。

適用製品

V850ES/Fx
V850/SF1
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