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FAQ 103561 : SuperHの遅延分岐とはどのようなものなのでしょうか?

分岐命令は分岐成立した場合、先読みした次のアドレス以降の命令は実行されず廃棄して、分岐先の命令を新たにフェッチする処理を行います。

この新しい分岐先命令をフェッチする為に、数ステートの期間は何も命令を実行できない時間(オーバーヘッド)が生じてしまいます。この分岐成立した場合に かかるオーバーヘッドを削減するのが「遅延分岐」です。遅延分岐では、分岐の成立・不成立に関わらず、この分岐命令の次の命令を実行してから、分岐先の命 令を実行します。

シーケンスを制御するような機器組み込み系のアプリケーションソフトでは分岐が多用されており、例えば平均的には数命令に一回分岐があるケースもあるようです。このようなアプリケーションでは、遅延分岐命令の効果が大きいといえます。

適用製品

SuperH RISC engine ファミリ
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