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FAQ 1009034 : 反射(Reflection)

日常生活では、光の反射が馴染み深いものですが、電気信号の伝送路でも、インピーダンスの不整合があると反射が起こります。このとき、反射波と入射波が合成されて、一定周期の定在波となります。なお、定在波の電圧の最大値と最小値の比は、電圧定在波比VSWR(Voltage Standing Wave Ratio)と呼ばれます(定在波比SWRと略されることもあります)。VSWR=1のとき、振動しないで伝搬効率が最大となります。
電圧反射係数(ガンマ)は、反射波の電圧と入射波の電圧の比で定義されます。



ここで、インピーダンス整合によってZL=Z0にすれば、=0(全透過)となり、電力がそのまま伝わります。また、ZL=∞(終端オープン)のとき=1(全反射)となり、電力はまったく伝わりません。
実際の回路にはリアクタンスがあるので、入射波を基準に実数とすると、透過波と反射波は位相の異なる複素信号になります。スミス・チャートでは、この位相θと反射量ρを表すことができます。

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