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FAQ 1007945 : 78K0S/Kx1+に内蔵されたタイマをどのように使い分けたらよいか。

78K0S/Kx1+に内蔵されたタイマの主な用途および対応したタイマの動作モードとしては、大きく以下のように分類できます。

タイマの主な用途
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タイマの機能についての基礎的な内容に関しては、FAQの「タイマ・カウンタの基礎的な内容[共通]」を参照下さい。

タイマの基本的な用途である時間計測には、以下の2つがあります。

  • ある一定の時間を待ち合わせる動作
  • 外部から入力されるパルスの(時間的な)長さを測る動作(パルス幅測定)


また、一定の時間を待ち合わせる動作には定周期タイマにより単位となる時間を計測し(割り込みを発生する)、その割り込み回数で必要な時間を測定する場合(定周期タイマ)と、ある時点でタイマを起動してそこからの時間を計測する場合(計時処理)が考えられます。このために使用できるタイマの機能は「インターバル・タイマ」「ワンショット・パルス出力」が考えられ、その機能をもったタイマが表の右側に示されています。
パルス・カウントは入力されたパルスの数をカウントする動作で、これは16ビットのTM00しか対応していません。

また、パルス出力用途では、出力するパルスの種類に応じて「ワンショット・パルス出力」、「方形波出力」、「PPG出力」、「PWM出力」などがあります。
なお、TM00のPPG出力とTMHのPWM出力は似たようなパルス出力が可能ですが、デューティの変更に関してはTMHの方が簡単です。PPG出力とPWM出力の違いについては、ホームページに掲載されているFAQの「PPG出力とPWM出力の違いは」も参照下さい。使用目的に合わせて選択して下さい。

基本的に各タイマは同時には1つの動作しかできないので、タイマをどのように使用するかを十分に吟味しておく必要があります。
タイマの設定では、以下の2つが大きな検討項目となります。

  • 使用するタイマの動作モード
  • カウントするクロックの選択


次に、同じ機能であっても、TM00は16ビット長のカウントが可能で、他は8ビット長でのカウントになりますので、その使い分けも必要です。なお、カウ ントのビット長が直ちにカウント時間にはつながりません。例えば、TM00は周辺機能動作クロック周波数を1/256分周したクロックを16ビット分カウ ントするので、最大では16Mカウントまでカウント可能です。一方、8ビットのTM80は1/65536分周したクロックを8ビット分カウントするので、 最大では16Mカウントまで可能で、これは16ビットのTM00と同じとなります。違いは分解能(どれだけ細かな間隔でカウントできるか)だけです。つまり、測定したい時間とその分解能の両方を考慮して使い分ける必要があります。

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