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FAQ 1005959 : オペアンプの役割とは?

我々を取り巻く環境は、風/光/音/気温/湿度などどれをみても連続的に変化する量、すなわちアナログ量です。片 や我々が使用する装置の中ではディジタル処理を行う製品が大方となっていますが、装置の入り口ではこのアナログ量を扱う為に必ずアナログ信号処理が必要と なります。このアナログ信号処理の主役となるのがオペアンプ(演算増幅器)です。
それでは具体的なアナログ信号処理の事例を一定時間毎に地表面温度を測定し装置に記憶するとの応用で説明します。まず地表面温度を温度センサーを使用し電 圧(これもアナログ値です)に変換します。この電圧が微小な場合にはその変化を読み取れない恐れもありますので、電圧を増幅する必要があります。この増幅 をオペアンプ(電圧へと変換された信号と基準信号との差分をとりオペアンプの周辺回路により差分を増幅する機能を有する)を用いることで実現できます。そ の後、増幅された電圧はA/D変換によりディジタル値へと変換され、マイコンによって処理されます。



他のオペアンプ応用事例として2点間(地表面と地上2m)の温度差を測定し記憶する応用を考えます。同じく2個の温度センサーを用いこの2点における温度差をとる(減算)こともオペアンプを用いれば以下の様に行うことが出来ます。



オペアンプはこの他に加算、微分、積分の演算機能も有します。

この他、ディジタル回路とのインターフェース(やり取り)にはコンパレータ(比較器)が使われます。コンパレータの役割についてはコンパレータの基礎を参照願います。

 

 

適用製品

オペアンプ
CMOSオペアンプ
バイポーラオペアンプ

 

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