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FAQ 1006193 : オペアンプの入力バイアス電流(IB)とは?

入力端子に流れ込むか流れ出す電流のことです。入力端子は、トランジスタのベース(FET入力ではゲート)端子となっています。この入力トランジスタが動作するためには、ベース電流(IB)が流れる必要があり、これが入力バイアス電流となります。実使用では、入力に高抵抗(RIN)を入れた場合に、入力信号の誤差となって表れます。

 

たとえば、RIN=1MΩ,IB=100nA では、0.1Vの誤差となります。このため、信号源のインピーダンスが大きいときには、入力バイアス電流の小さい製品を選ぶ必要があります。また、+入力 と-入力のバイアス電流の差が入力オフセット電流です。流れ込みか、流れ出しかは、入力段のトランジスタによって異なります。

Pch JFETの入力のバイアス電流は、ゲート・リーク電流に相当するため、pA単位と小さいのが特長ですが、温度が10℃上がるとバイアス電流が2倍になります。

適用製品

オペアンプ
CMOSオペアンプ
バイポーラオペアンプ
コンパレータ
CMOSコンパレータ
バイポーラコンパレータ
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