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FAQ 1009054 : 同期(Synchronization)

待ち合わせ制御や順序制御によって、複数の事象が同時に発生したり変化したりすることです。たとえばクロック同期では、複数の機能ブロックが共通のクロックを基に動作することによって、ブロック間を同期化させます。
シリアル通信を例にあげると、クロック同期やキャラクタ同期で、送信側と受信側を同期化してデータを転送しています。クロック同期では、たとえばマスタ・デバイスが基準クロックをスレーブ・デバイスに出力して、双方でこれに同期した送受信動作をします。



またキャラクタ同期では、送信側と受信側の転送レートを合わせておき、送信側が特定のキャラクタ・パターンを送信して、受信側がこれをフレームの開始と認識し、双方でそれに続くデータ列を送受信します。
なお、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)の通信方式は調歩同期と呼ばれますが、あくまでもAsynchronousなので、本来の同期式とはいえませ ん。いわばビット同期で、スタート・ビットでフレームの開始、ストップ・ビットでフレームの終了と認識するだけですから、ボー・レート誤差やジッタによるビットずれが原因で、誤動作する可能性が高いといえます。
ただしLINバスでは、基本動作はUARTですが、通信開始時にシンク・フィールド(55H)を送受信して、転送レートを合わせるキャラクタ同期の機能があります。
なおI2Cバスでは、スレーブがクロック信号(SCL)をロウ・レベルに固定し、マスタにクロックをハイ・レベルに立ち上げさせないようにして、ビット同期をとることがあります。

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