(1)RESET端子*1にコンデンサを接続することは、ノイズ除去の点からも問題ありません。 ただし、コンデンサの容量によっては、電源再投入時に電源電圧よりも RESET端子の電圧が高くなる場合があります。ラッチアップを引き起こす恐れがありますので、常に
電源端子電圧>RESET端子電圧
となるように、回路を設計をしてください。
(2)コンデンサの容量値は、電源の立ち上がり時間との兼ね合いとなるため、一概にどの程度まで問題なしとは言えませんが、M62376では0.1μF~10μF、その他の製品では数千pF~数万pF程度の容量が一般的に使われているようです。
*1: RESET端子はM62384では名称がRST端子に、M62392, M62393ではR端子になります。
適用製品
I2CバスI/Oエキスパンダ |