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FAQ 1006189 : オペアンプの入力オフセット電圧(Vɪᴏ)とは?

オペアンプでは、負帰還をかけたときの、+入力と-入力の端子間の電圧差です。またコンパレータでは、比較電圧(スレッシュホールド電圧)の誤差となります。
理想的には0ですが、オペアンプでは入力段差動増幅回路の+入力と-入力のトランジスタのVBEに差があり、これが入力オフセット電圧となります。
実使用では、たとえばVlO≦±5mVの入力オフセット電圧を持つオペアンプで、100倍のアンプを作った場合、出力に最大±5×100=±500(mV)の誤差が出ます。このため、微小入力信号を扱う回路では、入力オフセット電圧の小さい製品を選ぶか、外部でオフセット調整を行う必要があります。



測定方法:上記回路でVINを0として、出力を100で割れば測定できます。このため測定回路は,次の図のようになります。

備考 2端子間の電位差なので、最大値は±の値になります。ただし,一般の参考文献などでは、±符号を省略して記載している場合もあります。

適用製品

オペアンプ
CMOSオペアンプ
バイポーラオペアンプ
コンパレータ
CMOSコンパレータ
バイポーラコンパレータ
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