Renesas Synergy™

FAQ 1006041 : オペアンプ/コンパレータの同相入力電圧範囲とは?

オペアンプやコンパレータが、正常動作をする入力電圧の範囲です。同相入力電圧範囲を越えると、出力がVかV-に飽和して正常動作ができなくなります。
uPC4558の例を次に紹介します。

同相入力電圧範囲の考え方
トランジスタが動作するには、VBE(約0.7V)が必要です。



V-VICM(+)=VF1+VCE(sat)≦1V (TA=25℃)
V--VICM(-)=VF4+VF3+VCE(sat)-VF2≦1V (TA=25℃)

(1)同相入力電圧範囲を越えた場合



斜線部分が同相入力電圧範囲を越えた範囲で、uPC4558では出力がVへ飽和します。

(2)電源電圧が変化した場合
V±=±15Vのとき、データ・シートでは同相入力電圧範囲がTYP.±14Vとなっていますが、V-+1V~V-1Vの範囲のことなので、電源電圧を下げれば同相入力電圧範囲も狭くなります。

適用製品

オペアンプ
CMOSオペアンプ
バイポーラオペアンプ
コンパレータ
CMOSコンパレータ
バイポーラコンパレータ
他にご質問がございましたら、リクエストを送信してください