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FAQ 1006452 : ROM化とは何?また、なぜROM化が必要なのか。

マイコンのアプリケーションプログラムは最終的に内蔵のROM(マスクROMやフラッシュ等)に書き込み、応用システムに組み込んで使用します。
このため、Cコンパイラでプログラムを作るだけでは不十分です。
単に、プログラムや固定データを内蔵ROMへ配置するだけではなく、初期値のある変数への対応等が必要になります。
例えば、初期値のある変数は、アプリケーションプログラムの動作時にはRAMに配置されていて、参照や書き換えができる必要があります。
しかし、マイコンでは電源が投入された時にはRAMの内容が不定となります。
そのため、アプリケーションプログラムがスタートする前に、変数の初期値を設定しておく必要があります。
この為の処理がROM化と呼ばれ、前もってROMの中に初期値データを格納しておき、起動時にそのデータを対応するRAMにコピーを行うものです。



78Kシリーズの場合には、標準でROM化を行うようになっていて、気にする必要はありませんが、V850ではオプションで指定する必要があります。
さらに、ROMからRAMへのコピーはアプリケーションプログラムの中で実行(_rcopy関数を使用)する必要があります。

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