Renesas Synergy™

FAQ 1005891 : 電源投入時にICへ入力するリセット信号は、どのように生成すればいいですか。

リセットICを利用されるのが、もっとも簡単です。
次に、RCの時定数でロウ・レベルを確保する方法があります。次図はリセット回路の例で、随時リセットをかけるためのリセット・スイッチも設置しています。なお、ダイオードは、ラッチアップによるマイコン破壊を避けるためのものです。一般にICのリセット入力はシュミット・トリガなので、なだらかな立ち上がり波形でもリセットがかかります。
抵抗rは、大容量で低ESRのコンデンサを使用する場合に、ダイオードとコンデンサを保護する電流制限用に必要となります。抵抗rにより、電源遮断時にコンデンサから電荷が急激に放電されてコンデンサが劣化することを防ぎます。スイッチON時のロウ・レベルを確保でき、リセット信号の入力バッファを保護できるような低抵抗で制限してください。



ここで、抵抗でのプルアップだけでコンデンサがない場合、電源電圧の上昇と同様にリセット入力も立ち上がるので、リセットがかかりません。コンデンサをバケツにたとえれば、水がバケツいっぱいになってからあふれるまでの時間を確保する働きをします。
なお、最近のマイコンにはPOC(Power-on-Clear)回路を内蔵しているものがあり、その場合にはマイコン内部でリセット信号を生成するので、電源投入時のリセット入力は不要です。

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