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FAQ 1008904 : バッファ(Buffer)

緩衝器のことですが、電気関係では①出力側の影響を入力側に与えないためのバッファ・アンプ(緩衝増幅器)や、②やり取りするデータを一時的に溜めておくためのバッファ・メモリがあります。以下、バッファ・メモリを単にバッファと呼びます。

バッファは変動して入力されるデータを一定間隔や一定の量で取り出したり、逆に一定間隔や一定の量で入力されるデータを不定期に取り出したりする場合に使用されます。バッファを使用することで、転送速度が異なるものの間でスムースなデータ転送を可能にします。



通常、バッファはFIFO方式で、リングバッファ構成として実現します。また、その大きさは、取り扱うデータの入出力の速度差とタイミングを元に決めます。なお、バッファがいっぱいになってから新しいデータの入力を止めても遅すぎますし、バッファが空になってから新しいデータを要求すると空の状態が暫く続いてしまいます。このため、バッファは入っているデータの数に応じた細かな管理が必要です。通常は上限(例えば7,80%)までデータが溜まったら新しいデータ入力をとめるような指示をだします。その後、データを取り出すことで残りのデータが下限(例えば2,30%)以下になったら新しいデータの入力を許可します。このように上限/下限と制御
の幅(ヒステリシス)をもたせることで、頻繁に禁止/許可
を繰り返すのを防ぎます。

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