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FAQ 1010106 : 電気的特性に記載されているA/Dコンバータの絶対精度の定義は?

A/Dコンバータの精度は絶対精度で示します。絶対精度とは、アナログ入力電圧をA/D変換して得られる出力コードと、理想的な特性を持つA/Dコンバータに期待される出力コードの差をLSBを用いて示した精度です。
精度測定時のアナログ入力電圧は、理想的な特性を持つA/Dコンバータが同一の出力コードを出力する電圧幅の中点の値とします。例えば、Vref=5.12Vの場合、10ビットA/Dコンバータの1LSBの幅は5mVとなり、アナログ入力電圧の中点として0mV、5mV、10mV、15mV、20mV、25mV……が選ばれます。

A/Dコンバータの絶対精度=±2LSBとは、例えば入力電圧が25mVの場合、理想的なA/Dコンバータに期待される出力コードが005hであるのに対して、実際のA/D変換結果は003h~007hの範囲にあることを示します。なお、絶対精度にはゼロ誤差、フルスケール誤差、微分非直線性誤差(DNL)、積分非直線性誤差(INL)、量子化誤差が含まれます。

実際にA/Dコンバータを使用するときの、アナログ入力電圧の範囲は0VからVrefまでですが、Vrefの電圧を下げて使用すると分解能が悪くなります。また、VrefからAVccまでのアナログ入力電圧に対する出力コードは、常に3FFhとなります。

 

適用製品

R8C/1x
R8C/2x
R8C/3x
R8C/Lx
R8C/Mx
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