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FAQ 1006753 : LCDコントローラ/ドライバについて、LCD駆動電圧の発生方式の種類と端子接続について教えてください。

78K0, 78K0Sシリーズ内蔵の LCDコントローラ/ドライバは LCD駆動電圧の発生方式によりいくつかに分類されます。 主流は従来の抵抗分割方式から内部昇圧方式に変わってきています。

1.電圧発生方法による分類
(1)抵抗分割方式
この方式は回路が簡単なために従来より使われてきた方式です。
内部電源または外部から供給した電圧を内蔵の抵抗で分割して必要な電圧を発生するものです (マスク版以外では抵抗は内蔵せず外付けになる事があります)。
表示方式に応じて外部でショートすることで、1/3バイアスや1/2バイアスに切り替えます (デバイスによっては固定されているものもあります)。
通常は LCD駆動電圧は電源電圧より低くなりますが、uPD789327サブシリーズのように、 電源電圧以上の LCD駆動電圧を入力できるものもあります。

(2)容量分割方式
この方式は分割抵抗の代わりに外付けコンデンサを使って、電圧を分割するものです。
抵抗分割のように常時電流が流れることはないので、消費電力を削減できます。
この方式も電圧を分割するので、低電圧動作の場合には LCD駆動電圧も低くなってしまいます。

(3)内部昇圧方式
外付けコンデンサを接続することで、基準電圧から昇圧して、LCD駆動電圧を発生するものです。
通常、CAPx 端子の間にコンデンサを接続すると共に、VLCx 端子と VSSとの間にコンデンサを接続します。
この方式は CPUの電源電圧が低い場合にも 3Vや 4.5Vと言った LCD駆動電圧を発生できます。
また、抵抗を使用しませんので、動作電流が小さくできることから電池動作に適しています。
新しいデバイスではこの方式が増えてきています。


2.各ファミリの電圧発生方式一覧


図 1 抵抗分割1(uPD780308サブシリーズ)の主な接続例(LEPS=0、LIPS=1に設定すること)



図 2 抵抗分割2(uPD789327サブシリーズ)の接続例


図 3 抵抗分割3(uPD789407, 9417サブシリーズ)の接続例


図 4 抵抗分割(uPD789478サブシリーズ)の接続例


図 5 容量分割(uPD780958サブシリーズ)の接続例


図 6 内部昇圧1(uPD780318/328/338サブシリーズ)の接続例


図 7 内部昇圧2(uPD780344/345, uPD789306/9316, uPD789426~9466, uPD789467, uPD789478, uPD789488サブシリーズ)の接続例
LCDゲイン調整レジスタ0 の設定で VLCD=4.5V (GAIN=0)、VLCD=3V (GAIN=1) を選択。


図 8 内部昇圧3(uPD789835サブシリーズ)の接続方法
VLCDは LCD昇圧レベル設定レジスタ00の設定により 4.0V~5.5Vまで変更可能

適用製品

UPD78030x
UPD78932x
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