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FAQ 1009061 : キャッシュ・メモリ(Cache Memory)

CPUが、メモリだけでなく、磁気ディスクやCD-ROMなどの外部記憶装置も含めた広大なデータ領域を頻繁にアクセスすると、長い時間を要して非効率的です。そこで、キャッシュ・メモリという高速アクセスできる内部メモリを用意して、アクセス頻度の高いデータを外部から読み込んで、ここに展開しておきます。通常は、ユーザ・プログラムがキャッシュ・メモリの存在を意識する必要はありません。CPUはまずキャッシュ・メモリをアクセスして、目的のデータがあれば(キャッシュ・ヒット)そのアクセスを行い、目的のデータがなければ(キャッシュ・ミス・ヒット)外部から該当データのあるブロックを読み込んでリプレースし、そのデータをアクセスします。



また、キャッシュ領域でも、さらにアクセス頻度の高いブロックを一次キャッシュとして独立させ、二次キャッシュとの2段構成で、より効率化を図ったマイコンもあります。
キャッシュ・システムではリプレースが発生するので、シングルチップ・マイコンのような、ある程度の容量の内部メモリを高速アクセスすることが基本的な目的のデバイスでは、かえって処理効率が低下するので採用されません。

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