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FAQ 1008725 : バイパス・コンデンサ(Bypass Capacitor)

AC成分を迂回させるコンデンサの使用方法で、パスコンとも呼ばれ、2通りの形態があります。
1つはアナログの増幅回路に使用され、信号を電流制限抵抗で減衰させないよう、抵抗と並列に接続されます。



もう1つは基板上の要所の電源-グランド間に設置され、基板上の電源ノイズを吸収したり、電流密度の低い部分を補う平滑コンデンサの役目をしたりします。大電流の流れるデバイスや高速動作をするデバイスの付近では、特に重要になります。



必要なコンデンサの容量は、システム(基板のパターンや電源容量、ノイズ環境など)によって異なりますが、次のような目安です。
LSIの各電源端子の近くに、セラミック・コンデンサ(0.数uF)を1つと、ゲートICなどのSSIやMSIには、数個に1つ同様のセラミック・コンデンサを付けます。また、基板全体ではその大きさにもよりますが、数個の電解コンデンサ(数十uF)を付ければいいのではないでしょうか。
セラミック・コンデンサは、できるだけ周波数特性のよいものをお勧めします。大容量の積層セラミック・コンデンサには、周波数特性の悪いものがあるので、あまり大きい容量のものは避けてください。
また、クロックのような高い周波数の信号を扱うICについては、LSIでなくても近くにセラミック・コンデンサを付けることをお勧めします。
大電流を扱う部分には、その近くに電解コンデンサを付けてください。

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