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FAQ 1006911 : マイコンに内蔵されたシリアル・インタフェースにはどのようなものがありますか。

マイコンに内蔵されたシリアル・インタフェースとしては以下のものがあげられます。このうちで主に使用されるのは(1)~(3)となります。(1)は信号レベルを変換することで、PC等で用いられてきたRS-232-Cと接続することができます。(2)、(3)はマイコン同士やマイコンと外部のEEPROMとのボード内での接続で主に使います。

(1)UART(Universal Asynchronous Receiver and Transmitter)
最も一般的なインタフェースです。転送できるデータ長としては7または8ビットで、パリティによるエラー・チェックを行うことができます。マイコンによっては、これ以外に
・赤外線通信機能をサポート
・LIN(Local Interconnect Network)インタフェース機能をサポート
したものもあります。また、個々のデータを送信する以外に、複数のデータを連続して送信する機能をもったものもあります。
("シリアルI/Fの選択について"や"調歩同期の基本動作""ボー・レートの許容誤差"も参照ください。)

(2)3線式シリアル・インタフェース
シリアル・クロックと2本のデータの合計3本の信号線を用いて、比較的高速に8ビットのデータを双方向で転送できます。データの転送を下位ビットから行うか上位ビットから行うかの切り替えができるものや、
・SPI(Serial Peripheral Interface)に準拠した機能をサポート
・複数データの転送機能をサポート
したマイコンもあります。
("シリアルI/Fの選択について"や"3線式シリアル通信の基本動作"も参照ください。)

(3)I2Cバス・インタフェース
2本の信号線を用いて、バス形式で複数の機器と通信を行うことができます。機能的にはシングル・マスタにだけ対応したものとマルチ・マスタ機能まで対応したもの(最近のデバイスはほとんどこちらです)があります。
("シリアルI/Fの選択について"や"I2Cバス"も参照ください。)

(4)SMB(System Management Bus)
I2Cバスと同様に2本の信号線を用いたバスで通信を行うインタフェースで、設定によって、I2Cと互換性を持たせることができます。一部のデバイスに内蔵されています。

(5)CAN(Controller Area Network)
主に車載分野で使用されているバスです。対応した規格により、何種類かのインタフェースがあります。

(6)IE-Bus
これも、主に車載用でCANよりは低い転送速度をカバーしています。通常マイコンに内蔵されているコントローラはサブセット版となります。

 

適用製品

RL78 ファミリ
78K ファミリ
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