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FAQ 106993 : -R8Cと-R8CEオプションの違いについて教えてください。

Q: 質問

-R8Cと-R8CEオプションの違いについて教えてください。

 


A: 回答

-R8Cと-R8CEオプションは、ともにR8Cファミリ使用時に指定するオプションです。
0x10000番地以上のメモリ領域を使用する場合は、-R8CEオプションを指定します。
0x10000番地以上のメモリ領域を使用しない場合は、-R8Cオプションを指定します。
下表のとおり、指定したオプションによってリンクする標準ライブラリが変わりますのでご注意ください。

条件 内蔵ROMサイズ(*1) オプション 標準ライブラリ(*2)
0x10000番地以降のメモリ領域を使用する ROM 64KB以上 -R8CE nc30lib
0x10000番地以降のメモリ領域を使用しない ROM 64KB未満 -R8C r8clib
(*1) R8Cファミリでは、内蔵ROMサイズが64KB未満でも、0x10000番地以降にROM領域が存在する品種があります。このような品種の場合は、-R8CEオプションを指定してください。
(*2) コンパイラ V.6でHigh-performance Embedded Workshopを使用してビルドしている場合は、適切な標準ライブラリを自動的にリンクします。

【標準ライブラリ指定箇所】

High-performance Embedded Workshop上での標準ライブラリの指定箇所は、コンパイラV.5の場合、メニュー「ビルド」/「Renesas M16C Standard Toolchain」の「リンカ」タブです。

コンパイラ V.6の場合は、同メニューの「標準ライブラリ」/「カテゴリ」=「モード」で、「標準ライブラリファイル作成(オプション変更時)」を選択することで適切な標準ライブラリを自動的にリンクします。

【-R8C,-R8CEオプション指定箇所】

High-performance Embedded Workshop上での-R8C, -R8CEオプションの指定箇所は、メニュー「ビルド」/「Renesas M16C Standard Toolchain」の「CPU」タブの「CPUタイプ」です。
コンパイラ V.5.44以前の場合、選択肢の表示は次のとおりです。

-R8CE 「R8C/Tiny(R8C/2X)シリーズに対応したコードにする」
-R8C 「R8C/Tinyシリーズに対応したコードにする」

上記の表示内容が適切でなく申し訳ございません。V.5.45以降では次のように修正しています。

-R8CE 「R8C/Tinyシリーズ(ROM 64KB以上)向けコードを生成する」
-R8C 「R8C/Tinyシリーズ(ROM 64KB未満)向けコードを生成する」

 

適用製品

M16Cシリーズ,R8Cファミリ用C/C++コンパイラパッケージ [M3T-NC30WA]

 

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