Renesas Synergy™

FAQ 1011130 : RL78/78K0Rコンパイラ(CA78K0R)を使用していますが、ビルド時に次のWarning(警告)メッセージが発生します。回避方法を教えてください。

Warning(警告)メッセージ

W0071: ROM data are treated as far data
W0072: Please check standard library function

回答

ブートフラッシュ再リンク機能や、ROMデータ配置先指定(-rf)の機能を使用しているか確認をしてください。

以下内容を確認し、問題がない事が確認できれば無視してください。

  • "W0071: ROM data are treated as far data"について

    メモリモデルでスモールモデルおよびミディアムモデルを指定していても、ブートフラッシュ再リンク機能を使用して、ミラー領域が含まれない領域では、ROMデータをnear領域に配置できず、far領域へ配置します。
    この場合、far領域に対しては、長いコード(拡張アドレス指定)で参照する必要があります。

    これらを明示するため、Warning(警告)メッセージW0071 を常に出力しています。

  • "W0072: Please check standard library function"について

    メモリモデルでスモールモデルおよびミディアムモデルを指定していても、 ROMデータ配置先指定(-rf)を指定した場合や、ブートフラッシュ再リンク機能を使用したミラー領域が含まれない領域な場合には、ROMデータはnear領域に配置されず、far領域に配置されます。

    このため、「const *」を引数に持つ標準ライブラリ関数を呼ぶには、末尾に“_f”(ポインタを常にfarとして扱う)を付けた関数名で呼び出さなければなりません。

    これらを明示するため、Warning(警告)メッセージW0072を常に出力します。

    「const *」を引数に持つ標準ライブラリ関数は,以下のとおりです。

    sprintf/sscanf/printf/scanf/vprintf/vsprintf/puts/atoi/atol/strtol/
    strtoul/atof/strtod/bsearch/qsort/memcpy/memmove/strcpy/strncpy/
    strcat/strncat/memcmp/strcmp/strncmp/memchr/strchr/strcspn/strpbrk/
    strrchr/strspn/strstr/strtok/strlen/strcoll/strxfrm

適用製品

CS+ (旧 CubeSuite+)
RL78、78Kファミリ用Cコンパイラパッケージ
RL78ファミリ, 78K0R用コンパイラ [CA78K0R]
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