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FAQ 1009196 : ICで熱抵抗を規定していない製品があるのはなぜですか。

マイコンや周辺デバイスなどは、パワー・デバイスのように消費電力を定格で制限するのではなく、電流条件などによって消費電力がある程度に落ち着きます。このため、動作周囲温度の範囲で使用すればいいので、パッケージの熱抵抗を規定していません。信号線の入出力電流が大きくなれば、発熱量は大きくなりますが、ハイ・レベルとロウ・レベルの限界電圧が電流を条件として規定されており、この電流値を越えると、劣化促進や破壊を生じる恐れがあります。このため、熱設計をする必要はなく、動作周囲温度が規定の範囲を越える場合に、冷却をすればいいことになります。
ディスクリートや電源用IC、ASICなどは、使用方法が特定できないため、熱設計ができるように、パッケージの熱抵抗を規定しています。

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