Renesas Synergy™

FAQ 1005951 : ソフトウエア開発(早期開発・信頼性問題回避のために)

(1)操作

◆レジスタに禁止されている値を設定してはいけません。
禁止設定では、どういう動作をするかを特定できません。

◆禁止されているレジスタの書き込みや書き換えをしてはいけません。
禁止アクセスをすると、どういう動作をするかを特定できません。
ただし、書き換え禁止の場合、同じ値の書き込みは問題ありません。
なお、エミュレータによっては、リード・オンリのレジスタに書き込むプログラムの実行で、強制ブレークがかかってエラー終了することによって、不正アクセスを発見できることがあります。


(2)メモリ領域

◆マイコンのプログラムは、フェッチできないメモリ領域においてはいけません。
フェッチできないプログラムは実行できません。

◆マイコンで多重割り込みをする場合、想定されるネスティングに対して余裕のあるスタック領域をRAM上に確保しなければいけません。
データやプログラムの書き換えが生じると、どういう動作をするかは特定できません。


(3)初期化

オプション・バイトのあるフラッシュ・マイコンでは、これを設定しなければなりません。
マスク品ではマスク発注時に、コーディング・シートでオプション(ユーザ固定モード)のご指定をいただき、ハードウエアで固定します。フラッシュ・マイコンではソフトウエア指定なので、ユーザがプログラムとともにオプションを書き込む必要があります。

◆マイコンのプログラムをC言語で記述すると、初期化をするスタートアップ・ルーチンが必要です。
スタートアップ・ルーチンがないと、周辺機能のレジスタ初期化や変数の初期化ができません。


(4)起動

◆発振回路を内蔵しているデバイスでは、発振が安定する前にプログラムを起動してはいけません。
不安定なクロックでは、どういう動作をするかを特定できません。
マイコンへの供給クロックとは別の発振回路からのクロックを供給している周辺デバイスがある場合、マイコンからそのデバイスへのアクセスは、その発振が安定してから行うようにプログラムしてください。
なおマイコン内部の発振については、内部タイマで安定待ち時間を設定できたり、フラグで状態確認ができる製品があります。また、時間設定については、オプション・バイトで起動時に行ったり、起動後にプログラムで行う場合があります。

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