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FAQ 1010315 : RXマイコンの外部バスに接続されたフラッシュメモリへのダウンロード(E2 Lite,E1,E20)

Q: 質問

デバッグ時、E2 Lite,E1またはE20を使用してRXマイコンの外部バスに接続されたフラッシュメモリへダウンロードすることは可能ですか?


A: 回答

可能です。

JEDECまたはCUIコマンドに対応した単一電源で書き込み可能なフラッシュメモリであれば、ユーザシステム上でマイコンから外部フラッシュメモリへの書き込みができるように結線することで、ダウンロードが可能です。
ただし、この方法はデバッグ用の方法であり、量産時の書き込みには使用できません。

外部バスに接続されたフラッシュメモリへのダウンロード手順概要

  1. 外部フラッシュメモリへの書き込みが可能なユーザシステムを設計。

  2. 外部フラッシュ定義エディタ (EFE) に、使用しているフラッシュメモリの情報

    およびユーザシステムへの接続情報(アドレス、バス幅など)を入力する。
    注: 外部フラッシュ定義エディタについてはこちらを参照ください。

  3. マイコンが外部フラッシュメモリへアクセスできるように、バスコントローラを設定するバッチファイル(外部バスの有効化、チップセレクト端子の許可、ウェイト数の設定など)を作成しEFEに登録する。

    バッチファイルで使用できるスクリプトコマンドの形式は以下のマニュアルの「4.3 スクリプトコマンドについて」を参照してください。

    External Flash Definition Editor ユーザーズマニュアル (外部フラッシュ定義エディタ)

    なお、ダウンロード時に「外部フラッシュROMのメーカIDまたはデバイスIDが一致しません。」というエラーが出る場合は、ここで作成したバッチファイルに原因がある可能性が高いですので各設定を再度見直してください。
    また、CPU クロックを低速設定状態(低速オンチップオシレータ)のままでダウンロードを実行すると、 処理時間が非常に長くなったり、正常に終了しない恐れがありますので、バッチファイルに、 CPU クロックの高速化設定を記述しておくことを推奨します。

  4. EFEでUSDファイルを生成する。

  5. 生成したUSDファイルをe² studio、CS+、High-performance Embedded Workshopに登録。
    なお、3で作成したバッチファイルを使用せずに、各デバッガのダウンロード前に自動的にメモリ操作を行う機能を使用してバッチファイルの内容と同じ処理をさせても書き込みは可能です。
    バッチファイルの処理の結果は各デバッガのメモリパネル等では確認できませんので、レジスタが変更されているか確認するにはこの手段が有効です。
  6. 通常のダウンロード手順で外部フラッシュメモリへのデータを含むプログラムをダウンロード。

    なお、外部フラッシュメモリに対するダウンロード、シングルステップおよびオンチップブレーク機能の使用は可能ですが、フラッシュ書き換えをともなう機能(メモリウィンドウでのフラッシュの書き換え、ソフトウェアブレーク)は使用できません。

適用製品

RX ファミリ
CS+ (旧 CubeSuite+)
e² studio
High-performance Embedded Workshop
E1 [R0E000010KCE00]
E20 [R0E000200KCT00]
E2 Lite
外部フラッシュ定義エディタ
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