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FAQ 1011062 : フラッシュメモリデータの部分的書き換えとデータ保持

Q: 質問

以下のフラッシュ書き込みツールを使用して、フラッシュメモリのデータを部分的に書き換えたい。
ただし、書き換えない領域(データ領域など)のデータは保持したい。 

  • Renesas Flash Programmer(RFP)
  • PG-FP5

A: 回答

フラッシュメモリの部分書き換えを行う場合、書き換え対象範囲をフラッシュ書き込みツールに設定後、書き換えのためのコマンド(ex.消去コマンド、書き込みコマンドなど)を実行します。
書き換えの対象範囲の設定方法は、対象マイコンおよび使用するフラッシュ書き込みツールによって異なります。

また、RXファミリのIDコードプロテクト機能により消去を行うマイコンの場合、本機能を「有効」に設定後、書き換えを実行してください。
設定が「無効」の状態で書き換えを実行した場合、フラッシュ書き込みツールとの接続時にROM(コード格納用フラッシュメモリ)およびデータフラッシュ(データ格納用フラッシュメモリ)の全ブロックが消去またはイレーズレディ状態になり、書き換え対象範囲以外のデータの保持ができません。

以下、フラッシュメモリ部分書き換え時の対象範囲設定方法(概要)です。

マイコン
フラッシュ書き込みツール
IDコードプロテクト機能に
関する注意事項
ファミリ IDコード
プロテクト機能
PG-FP5 Renesas Flash Programmer(RFP)
RX

あり
(消去あり)

デバイスセットアップダイアログ[スタンダード]タブの[動作モード]エリアで設定 Renesas Flash Programmerによる設定不要

(書き込みコマンドの実行により、Renesas Flash Programmerで読み込んだプログラムファイルのアドレスに対応するブロックの消去(書き込み済みブロックのみ)および書き込みを行います。)
IDコードプロテクト機能を「有効」に設定後、フラッシュ書き込みツールと接続し書き換えを実行してください。

「無効」の場合、フラッシュ書き込みツール接続時に全ブロックが消去またはイレーズレディ状態になり、書き換え範囲以外のデータの保持ができません。

あり
(消去なし)

デバイスセットアップダイアログ[アドバンス]タブの[動作範囲]エリアで設定 [プロジェクト設定情報一覧]ダイアログ[その他の設定]タブの[書き込みモード]で設定 なし
RH850 なし
RL78 なし デバイスセットアップダイアログ[スタンダード]タブの[動作モード]エリアで設定 [プロジェクト設定情報一覧]ダイアログ[その他の設定]タブの[動作モード]で設定
78K なし
V850 なし

詳細は、ご使用のフラッシュ書き込みツールのユーザーズマニュアルをご参照ください。

  • Renesas Flash Programmer(RFP)のユーザーズマニュアルはこちら
  • PG-FP5のユーザーズマニュアルはこちら

RXマイコンのIDコードプロテクトの詳細は、対象デバイスの「ユーザーズマニュアル ハードウェア編」をご参照ください。

 

適用製品

Renesas Flash Programmer
PG-FP5
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