Renesas Synergy™

FAQ 1010561 : 内臓フラッシュメモリの書き込み内容をマイコンが基盤に実装状態で読み出し(RXファミリ)

Q: 質問

RXファミリマイコンを使用しています。内蔵フラッシュメモリに書き込まれた内容をマイコンが基板に実装されている状態で読み出したいのですが、可能でしょうか。可能であればどのようにすればよいでしょうか。


A: 回答

基板がPG-FP5、E1/E20エミュレータ、RS-232CまたはUSBブート経由でPCと通信が可能な場合、マイコンのIDコードプロテクトの状態次第で、読み出しが可能です。

以下条件を満たしているかを確認してください。

  • 基板との結線に関して

    また上記結線方法により必要なソフトウェアが以下の通り異なります。

    • PG-FP5:
      PG-FP5に同梱の専用プログラミングGUI
    • JTAGまたはFINE経由(E1/E20エミュレータ):
      CubeSuite+もしくはHigh-performance Embedded Workshop
    • FINE、SCI (E1/E20エミュレータ)、RS-232C またはUSBブート経由:
      Renesas Flash ProgrammerもしくはFlash Development Tool Kit
    注意:
    RX621グループ、RX62Nグループ、RX630グループ、RX631グループ、RX63Nグループ、RX63TグループのUSBブート対応マイコンに対してはRenesas Flash ProgrammerもしくはFlash Development Tool Kitを使用しUSBインタフェースで内蔵フラッシュメモリの書き込みはできますが、読み出しはできません。
    詳細はマイコンのユーザーズマニュアル ハードウェア編の「USBブートモード」の章を参照してください。
  • IDコードプロテクトに関して
    RXマイコンのIDコードプロテクト機能は、あらかじめ内蔵フラッシュメモリに制御コードおよびIDコードを設定しておくことにより、IDコードを知らない第三者からの内蔵フラッシュメモリの読み出し/書き込み/消去を禁止する機能です。
    制御コードおよびIDコードの設定によりRXマイコンのIDコードプロテクトが「有効」になっている場合、デバッガやフラッシュ書き込みツールに設定したIDコードを入力することにより内蔵フラッシュメモリの読み出しが可能になります。
    入力したIDコードが一致しない場合は、読み出しはできません。
    なお、RXマイコンに制御コードおよびIDコードが設定されていない場合、未設定のコードのデータは、通常全てFFh(消去状態)です。
    この状態における読み出しはデバッガでのみ可能です。
    以下に、IDコードプロテクトの設定と読み出しの関係をまとめます。

      デバッガ フラッシュ書き込みツール
    IDコードプロテクト未設定(全てFFh) 読み出し可 読み出し不可(注)
    IDコードプロテクト設定時 IDコード一致で読み出し可 IDコード一致で読み出し可(注)

    注: RXファミリのIDコードプロテクト機能により消去を行うマイコンの場合、IDコードプロテクト未設定(全てFFh)の場合または設定時においてIDコードが不一致の場合は、内蔵フラッシュメモリを全ブロック消去します。
    IDコードが全ブロック消去するコードの場合はフラッシュ書き込みツールを接続しないでください。

    制御コードおよびIDコードの仕様、IDコードがわからない場合の対処方法に関しては以下のFAQを参照してください。
    FAQ 1000150

適用製品

RX ファミリ
CS+ (旧 CubeSuite+)
High-performance Embedded Workshop
E1 [R0E000010KCE00]
E20 [R0E000200KCT00]
PG-FP5
Renesas Flash Programmer
フラッシュ開発ツールキット (Flash Development Toolkit)
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