Renesas Synergy™

FAQ 3000147 : デバッガ接続時に「id コードの設定に失敗しました」とのエラーが出る(e² studio)

Q: 質問

e² studioプロジェクトをデバッグしようとすると、下記のようなエラーが出て接続できなくなりました。

エラー詳細

id コードの設定に失敗しましたE1_E20_IDCode() Failed
RxTargetDevice::startConnection() Rx_Init_E1_E20() Failed
GDB アクション 'ターゲットに接続', は失敗しました エラー・レポートは, id コードの設定に失敗しました
force_kill_gdb()
ターゲットデバッガから切断されました。

A: 回答

デバイスのIDコードプロテクト機能により、デバッガ接続に指定した(デバッガの起動パラメータ -uIdCode の値)と一致しない場合に御質問のエラーが表示されます。

IDコードとしてFF以外を記述し(注1)、かつ デバッガ設定がフラッシュ書込みモード(下記の設定)の時には、デバッガ起動時にIDコードを書き込みます。(注2)

RX_debug_write_mode_2_jp.png

例えばIDコードが以下のような並びだった場合、
const unsigned long __OSISreg[4] = {
    0x00112233,
    0x44556677,
    0x8899aabb,
    0xccddeeff
};
IDが書き換えられた時には、次のようなメッセージがデバッグコンソールに表示されます。(注3)
Security ID, writing to address 0xffffffa0 with data 3322110077665544bbaa9988ffeeddcc
Security ID code for Connection Settings is "00112233445566778899AABBCCDDEEFF".
ID書込み以降は、二行目の"Security ID code for Connection Settings is ..." で示された値 (上記の例なら 001122334455..DDEEFF) を上図の「IDコード」欄に入力し、更に通信モードを「デバッグ・モード」に戻してからデバッガを起動してください。「IDコード」欄の書式は0xの付かない16進数です。
注1:
IDコードが記述されている場所はプロジェクトの内容により異なります。
注2:
Connection Settingsタブの 「通信モード」で「内蔵フラッシュメモリーへの書き込み」にするとフラッシュ書込みモードになります。
「内蔵フラッシュメモリーへの書き込み」のままだとデバッグは行えません。デバッグをする前に「デバッグ・モード」に戻してください。
「通信モード」が「デバッグ・モード」でダウンロードしたロードモジュールにIDコードの領域が含まれていた場合には、IDコードはFFFFFFFFFFFFFFFFに置き換えられます。

注3:
メッセージはIDが書き換わった時点で1回だけ表示されます。メッセージを見逃してしまい、IDが分からなくなった場合でもRenesas Flash Programmer(RFP)により消去した後にもう一度デバッガを実行することで確認ができます。
注4:
 e² studio V6.0.0, V6.1.0 および V6.2.0 では、デバッグ構成画面で指定するIDコードの並び順が上記の説明と異なっています。
これらのバージョンでは "Security ID, writing to address ** with data ..." として1行目に表示された方(上記の例では 332211..eeddcc)の並び順でIDコード欄に入力してください。

関連FAQ
FAQ 1010968:フラッシュ書き込みツールをマイコンに接続すると以前書き込んだデータが消去される

適用製品

e² studio

 

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